【意外と知らない人が多い!!】ギターやベースなど弦楽器の正しい長期保管方法とは

最高の音を鳴らすコツ


ギターやその機材のことを発信している僕はあくまでも、

ヴォーカリストです。D.O(@Deeooo1242)です。

ギターやベース、その他の弦楽器を長い間弾かないで放置したり、

弾かないため押し入れに仕舞っていて、久しぶりに弾こうと出してみたら、

ボディーにカビみたいなのが付いてたり、弦がサビてたり痛んでたり、

金属部分がガビガビになってたり、ネックが反ってたりと、

ちゃんと保管してたのになんで?って思うことがありませんか?

そんな時、ちゃんと正しい保管方法で弦楽器を仕舞えていたでしょうか?

片づけたり仕舞ったりする時に、説明書やマニュアルを読みながら、

それに基づいて徹底的に保管する方って、案外少ないと思います


ただ保管するだけにわざわざそのようにするのも、なんか煩わしいですもんね。

ですが、楽器の保管方法って、ちゃんと説明書に載っているレベルなことなので、実はとても大切なんです

楽器って、お気に入りを見つけては、

10万円くらい、はたまたそれ以上にお金をはたいて、

一点物バリなアイテムを手に入れるわけですから、

いつまでも大事に使いたいですしね。

それを目の届かないところに置いていて、状態の確認をしないまま何年も放置していれば、どう考えたって心配です。

なので、保管や長ければ長いほど、保管前に力を入れることが重要ということで、

この意外と知らない、弦楽器の正しい保管方法を伝授します!!


弦楽器を長期保管する時のポイントと注意点


楽器って定期的に弾いてれば、不思議と痛まないですよね。

これは、楽器が木製であれば、湿気や空気や温度によって伸縮を繰りかえすからです。

だけど、しばらくの間弾かないでそのまま置いてたり、

ケースに入れて押し入れに仕舞ってると、それが行われないため、

また弾いたときに劣化を感じるものです。

弦楽器では、その劣化を大きく感じられてしまう特有の部分があります。

弦楽器には必ず、弦を張り伸ばしている部分がありまして、

その部分を「ネック」といいますが、

このネックは、弦の張力によって反ったり戻ったりするようになっています

そのため、元々のつくりから、反らないように固定していなんですね。

それぞれの弦の張り方に柔軟に対応するためや、反ったものを戻せるようにするためには、

固定されないように作る必要があるからです


なので弦楽器は、とても自己管理が任されている楽器なんです。

上記のような理由で、ギターやベースなどの弦楽器を、

1か月以上演奏しない時や、ケースに入れて押し入れなどに長く保管する場合は、

必ず、弦の張りを1音下げに緩めてからしまうのが正しいのです。

この、1音下げというのが非常に重要なんですね

その時は、各弦をバラバラに緩めてはいけません。

必ず、均等に下げ、チューニングを維持しましょう。

なぜかというと、ネックがねじれて反ってしまうことがあるからです

それと、1音下げより下げすぎないようにしてください。

もし、レギュラーゲージと比べてそこそこ太めな弦を巻いてる場合は、1音半下げまでとしましょう

そして、湿気の少ないところで保管することが大前提です。

実はギターやベースの場合、湿気が多い所に置いてると、

ネックは逆反りしやすくなるんです


これは、ネックに埋め込んである反り調整のトラスロッドが、

弦の張力による反りを防ぐために、弦の張力とは逆に力をかけていて、

それが湿気によって木材が柔らかくなったネックをより引っ張ってしまうようになるからです。

ちなみにこのトラスロッドは、順反りしか直せないようになってます。

というわけで、木製楽器は、生きてます。

湿気を吸ったり出したりするから、長年使えるんですね。

ならば、水分の吸いっぱなしや出っ放しは、だんだんと劣化していく原因になり、

せっかくの経年劣化の持ち味さえ失われてしまいます。

ヴィンテージな楽器がなぜ何十年も経ってるのに、痛んでないのか、

それが、湿気のバランスと湿気の呼吸がちゃんと行われていたから、

ヴィンテージ品として生き続けてこれたんです。

なので、環境設定を重視しない「保管」を行わないで、

使わない楽器でもちゃんと息ができる「保存」を行いましょう。


ネックが反っているかどうかを見分ける方法


弦楽器を長期保管すると決まって、久しぶりにケースから出してるみたら、

前述の通り、ネック部分が反っていることがほとんどなんですが、

これに気づかない、いや、気づけない人がたくさんいます。

反っていることを確認しないまま、またプレイを始めるなんてことも…。

そうなれば、いざステージに上がって演奏をしたときに、

あれ、なんかチューニングがしっかり合ってくれない…
うーん、なんか上手く弾けないなあ…

と、本番中の緊張の中、モヤモヤするストレスにまみれては、

何が原因なのかに気づけないまま、ますますプレッシャーに襲われてしまい、

ボロボロのステージで終わってしまった…。ってオチになるものです。

ここで、ネックが反っているかどうかを確かめられる、

簡単な方法をお伝えします。

その前に、ネックの反りには、2つの反り方がありまして、

「順反り」「逆反り」があります。

順反りは、ネックが弦の張ってある方に曲がる反り方で、

逆反りは、それとは反対側に曲がる反り方となります。

大体は、順反りになるものですが、弦楽器は元々から

弦を張った状態の張力に対してネックが真っすぐになるように設計しているわけなんで、

弦を張らなかったり、緩めすぎてたりして置いていると、逆反りしていきます

なので、順反りしていると、指盤からの弦の高さとなる「弦高」が高くなっていき、

逆反りしていると、指盤に弦が近づいたり当たってしまったりしていきます。

ネックの反りを確認する時は、この位置関係を把握して置いてから、

以下のように確認してみましょう。

まずは、弦楽器を横に起こします(ギターやベースであれば弾く体制)。

そのようにしてから順番に、

  1. 弦を、左手の人差し指で1フレットを押さえる
  2. 弦を、右手の小指で最終フレットを押さえる
  3. 最後に、右手の人差し指で12フレットを押さえる

というようにしていきます。

この手順で、上から覗き込みつつ、12フレットを押したり離したりしてみましょう

その時に、12フレットと弦の間に隙間があったら、順反りしているし、

隙間が全くなく、12フレットに弦がぴったりと引っ付いていたら、逆反りしています。

これが反りが均一な、ベストな状態の場合は、

12フレットと弦の間が、ハガキ一枚が入る程度の僅かな隙間になっている状態なんです。

この反ってしまったネックを元通りにする方法がありまして、

ネックの中に埋め込んである「トラスロッド」を回して調整するという方法です。

このトラスロッドは、ネックのヘッド側から工具を差し込んで回したり、

ヘッドをボディーから外して、ネックのボディー側から差し込んで回したりして、

自分でネック反り調整を行うことができますが、

このネックの反り修正って実は、反り具合によっては、

自分ですると大変なことになることがあります。

例えば、反りが真っすぐ曲がっていれば、その曲がり度合が微量ならいいんですが、

横に斜めに曲がってしまっていることも結構多く、その場合はトラスロッドで直すのは大変です。

なので、不安な方や、楽器が大切な方は、

これから紹介するこの「PLEK」という技術で元通りにする方法をおススメしたいです。


もしネックがグネグネに反ってしまったら、PLEKという技術で直せる


これは、ギターとベースに対しての技術なんですが、

あのTUNEギターが導入しているリペアマシーンで「PLEK」という優れた技術があり、

この技術で、まるで新品かのように復活させることができるんです。

僕はつい先日、このPLEKでギターをリペアしたんですが、

戻ってきた時は、「え?ネックが新品みたい!!」と感動しました。

削れて溝ができていたフレットは、綺麗にやすってあり溝が無くなっていて、

キチンと磨かれていて、ピカピカに仕上がってました


そして、指盤もキレイになっていて、生まれ変わっていたし、

ネックの反りが見事に直っていて、おまけに弦高とオクターブチューニングの調整が

バッチリ合わせてありました。


そして、戻ってきてから早速弾いてみると、

なんと、弦のはじいた時の音が、とても張りを感じられるくらいに伝わってきて、

買った頃と同じくらい、出音まで元に戻っていたんです!!



僕の使っているギターは元々、しっかりしたつくりのギターだったので(FUJIGENのテレキャスターを使ってます!!)、

普段からネックの反りや痛みがそんな発生しなかったのに、

愛用し始めて5年経ったものをPLEKでリペアしただけでも、

ビックリしたくらいです。

やってよかったなって、感謝しています。

気になる方は、一度こちらを覗いてみてください。

まとめ:弦楽器の正しい保管方法


さて、あなたの弦楽器は実際どうでしたか?

ちゃんと手入れがしてあれば、しっかりした保管方法が導入してあればいいんですが、

そこまでしてなかった方には、ギクッとするような話だったかもしれないですね。

これからは以下をヒントにして、楽器の面倒を看てやってください。

  • その日の演奏が終わったら、弦とボディーを綺麗に拭き上げ、できれば半音は下げておく
  • 1か月以上演奏しない時や、ケースに入れて押し入れなどに長く保管する場合は、1音下げにしてから仕舞う
  • 湿気の少ない場所に保管する


その時に注意することは、

  • 弦のチューニングを下げる時は、各弦をバラバラに下げずに、均等に下げる
    (チューニングを維持すること)
  • 1音下げより下げすぎない
    (通常より太い弦を巻いてる場合は1音半下げまで)

となります。

これからは、長期保管する時はなおさら、

このポイントを押さえながら、片づけてあげてくださいね。

演奏のみならず、保管にも心を込められる人こそ、

一流のミュージシャンだと僕は思いますよ(・ω・)


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